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朝起きると手がしびれている(手根管症候群)

手根管症候群とは

手首の内側で末梢神経が圧迫されることで手指のしびれや痛み、親指の力が弱くなるような症状が出る疾患で、日常生活や仕事で手を使う機会が多い人がなりやすい傾向があるようです。

発症時の状態

私の場合、次女が1歳くらいのころに発症しました。生まれてからずっと、次女をほぼ一日中おんぶやだっこして過ごしてきましたから、体へのその負担はかなりあったと思います。朝起きると、手がしびれていて腫れているような、感覚を失って他人の手のような状態になっている感じです。しびれすぎて痛みも生じ、その痛みで目が覚めるといった感じでした。起きてから活動し始めると、少しずつそのしびれは和らいでいき、少しずつ感覚を取り戻していきますが、多少のしびれは残り、筋肉が壊れるような感覚の痛みを感じることもありました。自転車に乗ると手のしびれがひどくなる症状もありました。

症状はひどくなっていく一方だったので、整形外科に行き、手根管症候群のことを知りました。ひどくなってきたら手術を受けることくらいしか完治の方法はないと聞きました。とりあえず、あまり手を酷使しないようにしながら、電気治療を受けてはどうかと言われ、数回電気治療も行いましたが、やはり症状は改善されず、その後ハリ・お灸治療を数回受けに行ってみました。ハリやお灸治療をしたのち、数日後に泣きたくなるくらいの痛みに襲われ、その後症状が劇的に緩和され、完治したのかと思うくらい良くなりましたが、しばらくたった頃、またしびれが出てくるようになりました。けれども、ハリやお灸の効果は少なからずあると感じたので、それから自分で円皮鍼を購入し、痛むところに使ったり、毎日毎日、頭皮のツボ刺激に使う突起がたくさん出ている道具で手首を裏表刺激していたところ、これが治ったんです。なぜか、症状が無くなりました。とりあえず、しびれで朝目が覚めることも痛みを感じることも無くなりました。でも、それから親指の力は弱くなった気がします。これは戻りません。力が入れづらいというか、あまり負荷をかけようとすると痛みを生じるような、そんな症状です。そしてこの症状はずっと残ったままで、生理前など調子が悪い時に強くこの症状も感じるような状態です。

症状改善にしたこと

個人差があるかと思いますが、私の場合、円皮鍼は強い肩こりを感じたときにもすごく効きます。貼っておくと数日後にはすっかり良くなっています。ほんとに不思議ですがとても助かります。指圧して一番痛むところに貼るのがいいらしいですね。たくさん貼りすぎると効果が薄れると聞きました。全くよく分からない方、自分でやるのがこわい方は、ハリ治療などを専門に行っているところでお願いすると良いかと思います。


  • この記事を書いた人

omima

20歳でバセドウ病発症。24歳で膠原病の多発性筋炎を発症。その後の入院・検査内容・病状・薬・妊娠・出産についてなど20年以上にわたる全てを公開。発症した時の病状のつらさ、これからどうなっていくのだろうという不安、ハイリスク妊娠と出産、さまざまな思いで見てくださる方の、何らかのきっかけや支えになることを願ってこのブログを運営しています。そして現在も「私には病気を治す力がある!」と体を元に戻すべく日々頑張っているおばさんです。 その他の運営サイト:チラシデザインのコツと作り方

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