はじめまして

20歳でバセドウ病発症。24歳で膠原病の多発性筋炎を発症。20年以上現在も治療中。27歳で第1子妊娠と死産・29歳で第2子出産・35歳で第3子を出産。そして現在、「私には病気を治す力がある!」と、体を元に戻すべく日々頑張っているおばさんです。発症当時は若い身空でこれからどうなってしまうのだろうかと本当に不安でいっぱいでした。やりたいこともやらなきゃいけないこともいっぱいあるのにと苛立ちもありました。けれども、いろいろありますが大抵のことは何とかなります。大丈夫です。少しでも、見てくださる方のお役に立てることがあればと願い、このブログを運営しています。

24歳、結婚して5か月を経たころ、バセドウ病の定期健診でかかりつけに行った時のこと。「CK値・肝臓の数値が異常です、すぐに大きな病院に検査に行ってください」と言われました。地域の大き目な病院2か所でさまざまな検査をしたものの「原因不明」で診断つかず、20歳のころバセドウ病治療で会社の上司が紹介してくださった大学病院へ、再び紹介状を書いてもらい受診、即入院、大腿部筋肉の検査手術も経て多発性筋炎と診断されました。インターネットで一生懸命さまざまなサイトを検索してみては不安になり、それでも最初はどこか他人事のような感覚でした…

病気はその症状や経過が本当に人それぞれ、実際の私に起こったこれまでの病気の経過も然り、違って当然、もともと遺伝子や体質、全てが唯一無二だから。ではどうしたら自分の体の状態を改善、そして治すことが出来るのか。完治する病ではないからうまく付き合っていくしかないよ、としか思っていなかったところから、いつしか本気で元に戻したいと考えるようになると、まずは自分の体は自分が作っているということに気づく必要がありました。そう、私はそんな基本的なことに本当の意味で気づいていなかったんです。自分が寝不足をするのは〇〇だから仕方がない、自分の体に起きている症状は薬を飲んでいるから仕方がない、病気だから仕方がないなどなど、どこかそれは自分でコントロールしきれないことだと決めつけていたんですね。自分の体のために必要な栄養・運動・睡眠について、それらは自分の選択している行動により作られているもので、思うようにいかないまでも、少しでも良くするための別の行動の選択肢があるのでは?という考えが、欠落していたんです。ある意味自分自身で自分のできることをいつも先に線引きして、それくらいで大丈夫だよとばかり慰めて、君ならもうちょっと出来るよ!とちゃんと自分で自分の応援をしてやれてなかったのだと思います。

だがしかし私は今、本当の意味で自分に優しく、なんでもない日々を過ごしています。

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