バルトリン腺膿瘍

バルトリン腺膿瘍、ついに行きついた予防法とは

バルトリン腺膿瘍、ついに行きついた予防法とは

この記事では、長年バルトリン腺膿瘍と戦ってきた私が、これまで様々なことを試みてきた中で、最も効果があった予防法を紹介しています。あくまでも私の場合の結果ですが、体質により私と同じような結果が得られる方もいれば、私には有効でなかった方法が効く方もいらっしゃるでしょう。こればかりは試してみなければ本当に分からないので、「もういい加減にしてくれ…」とお悩みの方は是非色々試して自分にあった予防法を探してみるときっと何か解決への糸口が見つかるかもしれません。私の場合、もともとのなりやすい体質の上に、ステロイド治療による免疫力の低下で膀胱炎やバルトリン腺膿瘍にどうしてもなりやすいです。免疫力の低下は様々な症状を引き起こしかねませんが、私の場合、腎臓や陰部あたりがもともと弱いのでしょう。それに加えて水分が不足しやすい体質もありますから、どうしてもこの辺にトラブルが出てきやすいのですね。まさに生理が始まってから、それまで何事もなかった私の体に様々なトラブルが起こり始めたような気がします。

生理周期にともなっておこりやすいトラブル

  • 陰部のかゆみ
  • 膀胱炎
  • バルトリン腺膿瘍

バルトリン腺膿瘍、再発しないための予防が大切

バルトリン腺膿瘍は、一度発症した人はとても再発しやすいです。おそらく体質的なことが原因で発症してしまう方が多いからだと思います。そのため、体質改善がとても重要になってくると私は思っています。けれども体質は容易に改善できるものではありません。とても長期にわたって努力しなければ難しいです。ですから、せめて自分の弱い部分を補う生活が必要不可欠となってくるのではないでしょうか。

※2020年12月:毎月のように悩まされていたバルトリン腺膿瘍が、2020年5月から、以下の予防を徹底開始。2020年12月現在6か月間発症していません。引き続き予防を徹底していきたいと思います。何か変化がありましたら、またこちらでご報告したいと思います。
※2021年2月:久しぶりに発症。9か月ぶりです。予防は引き続き徹底していましたが、極度の疲労・寝不足が原因と思っています。発症は残念ですが、9か月間発症しなかったことが私にとっては凄いこと。引き続き予防を徹底していきたいと思います。
※2021年9月:7か月ぶりの発症。風邪気味で免疫低下していたことや寝不足と脂質のとりすぎか…。最近本当に常々思うのですが、大好きなおやつの食べ過ぎ&もともと脂質多いもの大好きなせいで、自分の良からぬ体質を作っている気が本当に実感してきました。「良し!体質改善!」ってことでとりあえずおやつをやたら食べることはやめて子供にもらった時だけ、とかおせんべい1枚とかそんなんで終わりにするように2か月くらい続けてみておりますが、体重6キロ減にびっくり。体質改善には時間がかかるだろうと思いますが続けていきます。

実験継続中

こまめな水分補給・乳酸菌サプリ・陰部専用ソープを継続中です。

普段からの予防法

早寝早起き

寝不足は本当に免疫力低下します。出来るだけ早寝を心掛けたいところですが…これが一番難しく、ついつい遅くなってしまいます。

暴飲暴食はしない

脂っこいもの、おやつなど大好きなんですが出来るだけ避けたいところ。バランスの良い食事を心がけたいものです。

風邪など引かないようにする

風邪を引くと一気に体力など弱まります。これがきっかけになって体の不調が色々出てきやすくなるので、普段からマスク・手洗いで風邪予防は万全にします。

こまめに水分補給をする

出来る日は1時間に1回コップ半分くらいの水を飲みます。トイレの回数は増えますが、水分をとって体の調子を整える方が優先です。

乳酸菌をとる

色々調べて試していきついたのが、これ。陰部のトラブルには乳酸菌が効きます。少なくとも私は凄く効果があります。乳酸菌は人それぞれ相性があるようですから、自分に合った乳酸菌を見つけることが最も効果を得られる秘策になるのだと思います。そして、サプリはやはりある程度続けてみることが必要かなと。私も結局効果を実感し始めたのは2.3か月経ってからでした。また、乳酸菌なのでもちろん胃腸への効果も。うちの次女は凄く便秘症で5日~1週間出ないとか普通でその為出たときの匂いや硬すぎて切れて痛いなどトラブルが多くて可哀想だったのですが、これを持続的に飲むようになって数か月、嘘のように匂いが普通になりました。そして便意も毎日来るようになり、便意が来ても実際出るまではいかずですが、2~3日で出るようになっています。体質が似ている私と次女には、この乳酸菌が合っているのかなと感じています。


生理の後、かゆみなどがあったら膣洗浄

生理に伴ってかゆみを生じることもあります。そんな時は膣洗浄をすると良くなったりするので症状が出たときにはやります。あとは、バルトリン腺膿瘍が自壊したあとも、やるようにしています。


お風呂の時は陰部専用のソープ

予防を考えるようになってから陰部専用のソープを使うようにしました。普段からこれを使っていた方が、おりものも少なくなっている気がしますし、陰部の匂いなども無くなった気がします。かゆみなどの症状もこれを使うようになってからあまり出なくなりました。ちなみにこのソープは陰部専用ではなく全身に使えるものですけどね。湿疹などの皮膚症状にも良い効果を感じますし、本当に頼りになります。


漢方なら

竜胆瀉肝湯が良いらしいです。私も本格的に体質改善をしたくて漢方内科に通院して漢方を処方してもらっていたことがあります。その際に処方されたのがこれでした。確かに飲んでいる間、膀胱炎などに悩まされることも、陰部のかゆみなども一切なくなりました。ですがバルトリン腺膿瘍にはやはりなりましたね。なりづらい・なっても早く治る感じはありました。先生も「なったか…そうか…」と嘆いていましたが、それだけでは根本解決には至らなかったのでしょう。私の場合は漢方療法は断念しました。ですがその他の陰部トラブルも含め、解決する方も多くいらっしゃるそうなので、試してみる価値はあると思います。私も初期段階でこれを飲んで改善することは多々あります。ちなみに、私の子供も幼少期は排尿時の痛みを訴えることがあったのですが、その際にも竜胆瀉肝湯を処方していただき、これを1回飲むだけで症状が治まるようで、苦くても効くのを知っているので頑張って飲んでいました。


終わりに

体質というのは、もともと生まれ持ったものと、普段の食生活や生活スタイルなど様々な要因が重なって作られているものだと思います。なので、こうすれば絶対大丈夫ってことは無くて、自分の体を知って弱いところを補いながら調整していくということをしていくしかないですよね。あとは基本的な食生活や生活リズムをしっかりと気を付けて整えること。そして何よりストレスをためないこと。色々気を付けているのに、バルトリン腺膿瘍になってしまうときの共通点は、【疲れている】ですね。寝不足したり、風邪を引いたり、忙しくて疲れている時、必ずです。とにかくいつも自分の体をいたわる優しい生活、これが大事だと痛切に感じています。

  • この記事を書いた人

omima

20歳でバセドウ病発症。24歳で膠原病の多発性筋炎を発症。その後の入院・検査内容・病状・薬・妊娠・出産についてなど20年以上にわたる全てを公開。発症した時の病状のつらさ、これからどうなっていくのだろうという不安、ハイリスク妊娠と出産、さまざまな思いで見てくださる方の、何らかのきっかけや支えになることを願ってこのブログを運営しています。そして現在も「私には病気を治す力がある!」と体を元に戻すべく日々頑張っているおばさんです。 その他の運営サイト:チラシデザインのコツと作り方

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