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【ステロイド治療中】新型コロナウィルスワクチン接種をした結果

新型コロナウィルスワクチン接種を様子見する

私は多発性筋炎の治療の為ステロイド投薬、具体的にはプレドニンの服用をしています。現在はプレドニンの量は9mg。その他バセドウ病の既往もあるため、プロパジールも服用中。ステロイド投薬をしている場合、いわゆる「基礎疾患を有する者」に該当します。本来なら免疫が弱いため新型コロナウィルスに感染したら重症化しやすい・または感染しやすいと懸念されるため、早めにワクチンを接種したほうがよいとされていますが、その反面、自己免疫疾患という病気はワクチン接種によって副作用がどのように病気へ影響してくるか、少々不安材料もあります。実際に、ワクチン接種によって病気が悪化傾向となってしまったという例もあるそうです。けれどもこればかりは本当に人それぞれ、打ってみないことには分からないという状況で、まだまだ統計もとれていない、結局誰も分からないことです。そのため、私も主治医に相談をしましたが、結局のところは当たり前ですが自分で決めるわけです。私の場合現在の病状は「決して良好ではないが、病気が悪化状態にあるわけではなく比較的まあまあという程度が持続している」そのため、ワクチン接種に関しては「病状が良くないときのワクチン接種はだめ。現状ならワクチンは打ってもよい、けれども絶対に打つべきとおススメもしない」というのが主治医の意見。この時私は、とりあえずまだ様子見します、と答えました。

新型コロナウィルスワクチン接種の副作用の不安

様子見しようと考えていたのはなぜか、といいますと、実はバセドウ病の既往がある私の実母、すでにワクチン接種を2回済ませております。そしてその母のワクチン接種後の副作用がかなり辛かったと聞き、それで接種をためらう気持ちになっていたわけです。バセドウ病だから、とかは関係なく、こればかりは同じ病気でも人それぞれですので、単に実母だから体質が似ている=副作用がひどいのでは…と考えるからです。で、母の2回目接種の副作用はといいますと、接種翌日から5日間の発熱、その間ほぼ寝たきり、目覚めたときに解熱剤を服用するという状態だったそうです。また、接種から1か月経った現在でも、頭痛や軽いめまいなどが起こるそうです。66歳の母がそのような症状なら、それよりも若い私は更にもっと強い副作用が起こるかもしれない、、、という不安。

新型コロナウィルスワクチンを接種するという選択

そんな不安を抱き、ワクチン接種はまだ様子見しようかと考えていた矢先、急に吐き気や下痢症状が出て近所の内科へ。通常なら風邪症状でも病院へは行かないのですが、「吐き気」があるときだけは我慢できず何も出来なくなってしまう状態が嫌ですぐに吐き気止めをもらいに。今回は吐くまではいかない吐き気・だるさが強かったのですが、熱などは全くなく胃腸の風邪だろうということで、薬を処方してもらいました。その時にたまたまワクチンについての話になり、自分も含め、長女の接種についても不安だという気持ちを話しました。先生は「少しでも接種しておいた方が安心では? 副作用を少しでも少なくするために摂取量を通常よりも少なくしてみたらどうか」と言ってくださいました。副作用に関して、一定量のワクチンを接種することに不安を感じていた私としては、その選択肢は最も納得のいくものでした。コロナに感染して重症化してしまうリスクとワクチン接種の副作用・有効性を考え、様々な情報から「ワクチン接種はした方が良いな…」と思っていたものの、その量には不安を抱いていた。満量接種よりも有効性は劣るかもしれないが、そのことで接種をしないという選択をするなら、少量でも接種しておくという選択。そして8/25、新型コロナウィルスワクチンの1回目を接種することに。

1回目のワクチン接種

1回目のワクチン接種は8/25の12:00ごろ。ちなみに体調は快調というほどでもなく少しだるい感じで、生理5日目。接種から3時間が過ぎた頃から、接種した左腕が徐々に重くなり痛みを伴い始めた。接種から5時間が過ぎた頃には左腕が上がらなくなり、夕飯を作ることも洗濯をすることも出来なくなった。その他、発熱は無いが頭痛が続く。翌日朝起きた頃には、多少の痛みはあるものの、腕が普通に使えるようになっていた。頭痛は翌日も続き、接種から2日後に治まった。生理に関しては、5日目に接種したわけですが、いつもなら5日目ならもうほとんど出ない状態で終了、って感じが、今回はプラス2日くらいは少量の出血がありました。また、接種からちょうど1週間たった頃、2日間程度体全体の軽い痛みを感じるように。けれどもこのような症状は私の場合、生理周期に伴って少なからず起こりやすいので、ワクチン接種による副反応かどうかは分からない。

2回目のワクチン接種

2回目のワクチン接種は9/16の17:30ごろ。よりによって生理2日目の接種となってしまった。生理期はもともと体調も悪くなるし不安だったので念のため先生に確認したが生理期のワクチン接種も大丈夫とのこと。あっという間に接種は完了し、帰宅。先生には「とにかく安静に。そして水分補給絶対!」という注意があったので早速2Lポカリとお茶を用意しておいた。水分補給はかなり重要らしい。水分補給を十分に行っているだけで、副反応の軽減につながるという。接種から2時間半くらい経った頃から、接種部位の痛みと、全身のあちこちでチクチクっとした筋肉の痛みを生じるようになった。このチクチクとした痛みは、よくある筋肉痛ではなく多発性筋炎で起こる感じの痛みに似ている。また、同時に物凄い眠気におそわれ、早々にお風呂に入って寝ることにした。接種から3時間が過ぎたころには、頭痛も始まり、翌朝まで頭痛で何度も目が覚めるがだるくて動けない状態が続く。翌朝みんなを起こさねば…と思うが辛すぎて動けず、隣で寝ている次女を起こしてとにかくパパを起こしてそれぞれ支度するように伝えた。熱を計ってみたが発熱はしておらず平熱だったが、インフルエンザの時のような物凄い頭痛が続き、筋肉の痛みも凄くて足が殆ど寝ていても動かせない。鎮痛剤の使用も考えたが、痛みがやわらいで動けるようになるとどうしても無理をしてしまいがちな自分を守るためにも、せめて2日間は鎮痛剤を控えてただ寝ていることにした。まるまる2日間は激しい頭痛と筋肉の痛みでトイレ移動さえ辛い状態で過ごし、3日目は激しい頭痛が通常の頭痛程度になり、筋肉の痛みはそのまま続き、今度は38度の発熱。頭痛と発熱、筋肉の痛みは4日目まで続いた。そして5日目、朝には平熱に戻っており、頭痛も無くなり、筋肉の痛みはまだ残っていたが我慢できる程度に改善していた。

3回目のワクチン接種

3回目のワクチン接種は3/25の17:30ごろ。2回目のつらい副反応のことがあったので、同様の状態になることも考慮して水分補給のためのポカリ2Lを用意。その日は就寝時間の24:00になっても特に何も変化は無く、痛みなどもみられなかった。翌日、朝目が覚めると、あまりの倦怠感と眠気ですぐに目が閉じてしまうような状態でなかなか起きる気力が起きず、13:00くらいまで布団から出ることは無かった。接種部位の痛みが結構あったことと、頭痛もひどくはないが普通に我慢ができる程度の痛みが持続的に起こっていた。発熱は無く、午後になって少し眠気が先ほどよりは改善したかのように感じ始め、ようやく起き上がって食事やちょっとした家事をすることにした。大体、その翌日には倦怠感が無くなって通常の生活に戻れた。ということで、今回は私の場合は接種翌日に副反応が見られたものの、そんなにひどい症状ではなく、2日後には通常の生活に戻ることが出来た。

  • この記事を書いた人

omima

20歳でバセドウ病発症。24歳で膠原病の多発性筋炎を発症。その後の入院・検査内容・病状・薬・妊娠・出産についてなど20年以上にわたる全てを公開。発症した時の病状のつらさ、これからどうなっていくのだろうという不安、ハイリスク妊娠と出産、さまざまな思いで見てくださる方の、何らかのきっかけや支えになることを願ってこのブログを運営しています。そして現在も「私には病気を治す力がある!」と体を元に戻すべく日々頑張っているおばさんです。 その他の運営サイト:チラシデザインのコツと作り方

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