今年4回目の検診です。バセドウ病再燃症状あり。プレドニン7mgは続行・プロパジールは朝夕50mg×2に増量。
最高血圧105 最低血圧67 脈拍数115拍/分
今回7月の初めごろにコロナ(陰性だったのですが)のようなひどい風邪を引いてしまい、38度台の熱が1日出てその後もだるさやのどの痛みなど2週間くらい続きました。一番辛かったのは吐き気で、実際に吐くわけではないのですが食欲が全くなくなってしまい困りました・・・。その後もだるさとともに筋力の固さや筋力低下をひどく感じ、手足のふるえもおきていました。風邪は良くなったのに更年期??なんて思ったりもしましたが、少しずつ元気を取り戻していくのと同時にウォーキングやストレッチなども再開していきました。2週間くらいで5kg痩せてしまっていましたね。今回の結果でバセドウ病再燃のせいだったのかと分かりましたが、ついつい安定している状態が続いていると再燃を疑わなくなっていました。症状が出てから結局1か月放置してしまったわけですが、自分の中では症状が半減してきたような体感ではそんな感じです。先生がおっしゃるには今回のようにひどい風邪をきっかけに再燃することは結構あるそうですね。案の定このような時には放置せずすぐに受診してくださいと言われてしまいましたが、時間はかかるが自力で元に戻る!なんて思っていましたとは言えませんでした・・・
再燃症状を忘れないように以下に記します。
- だるい、体が重く感じる(特に朝)
- 目の下にクマが出来る。目の周り全体が重くむくんでいるような感覚。
- 筋肉の固さを感じる。筋力低下。いつも通りの柔軟やスクワットが出来ない。
- 手足のふるえ、特にペンで記名などする際に緊張しているわけでもないのにものすごく震えて恥ずかしいくらいでした。
- 手指の乾燥、特に指先の皮膚に炎症、水に長く入ったときにおこるしわしわになる感じ
- 生理の量が半端なく少ない、すぐ終わる。2日目にはもうほとんど出ない。
- 抜け毛が増える
検査結果
多発性筋炎
検査項目 | 結果 | 下限値 | 上限値 | |
CK | 94 | 正常 | 41 | 153 |
この検査項目ではどんなことが分かる?
CK:筋肉や脳に存在する酵素の値。筋肉の損傷の指標となります。運動をした翌日や筋肉痛が出ているときは高くなりやすいです。
バセドウ病
検査項目 | 結果 | 下限値 | 上限値 | |
TSH | 0.01 | 低い | 0.61 | 4.23 |
FT3 | 7.11 | 高い | 2.36 | 5 |
FT4 | 1.63 | 正常 | 0.88 | 1.67 |
この検査項目ではどんなことが分かる?
TSH:脳の下にある下垂体から分泌されるホルモンで、甲状腺を刺激する役割。TSHの測定で甲状腺ホルモンの過不足や下垂体の機能がきちんと働いているかが分かります。
FT3とFT4:FT3は、甲状腺から分泌されるホルモンの一種で、細胞の新陳代謝や交感神経の働きを調節する役割。ホルモンの基本骨格にヨードが3個くっついているものがT3、4個くっついているものがT4。分泌されると、そのほとんどはたんぱく質と結合して血液内に存在します。わずかにタンパクと結合しないで自由に動いているものがこれ。実際にホルモンとして機能しているのはこのホルモンなので、このFT3、FT4を測定することで甲状腺ホルモンの過不足が分かります。
その他、異常が出やすい項目チェック
検査項目 | 結果 | 下限値 | 上限値 | |
AST | 44 | 高い | 13 | 30 |
ALT | 68 | 高い | 7 | 23 |
Alb | 3.3 | 低い | 4.1 | 5.1 |
r-GT | 222 | 高い | 9 | 32 |
TG(中性脂肪) | 148 | 正常値 | 30 | 149 |
CRP | 0.05 | 異常なし | 0.14 | |
UA(尿酸) | 5.3 | 正常値 | 2.6 | 5.5 |
この検査項目ではどんなことが分かる?
AST:肝臓や心臓、腎臓、骨格筋などの細胞に多く含まれている酵素。タンパク質を分解してアミノ酸をつくり、体内の代謝をスムーズに行う役割。肝臓や心臓の細胞に障害が起こると、血液中にASTが流れ出し、その数値が高くなります。この数値を調べることで、肝機能障害や心筋梗塞などの有無を判断する手がかりとなります。
ALT:アミノ酸代謝やエネルギー代謝に重要な役割を果たしており、肝臓に何らかの問題が発生して細胞が破壊されると血液中に漏れ出ます。血液中のALTの量が増加しているということは、肝臓が障害を受けていることを示し、肝臓や心臓、筋肉の病気の可能性を見つけるために実施されます。
Alb:血漿に含まれる最も多いタンパク質で、肝臓でつくられています。 そのため血液検査でアルブミン(ALB)を調べることで、肝機能が正常に働いているかを知ることができます。 身体の栄養状態が悪くなるとアルブミン(ALB)が低下することから、栄養状態の指標として用いられることもあります。
r-GT:タンパク質を分解し、肝臓の解毒作用に関与する酵素の一つで、肝臓の機能を評価できるだけでなく、胆管や胆のうなどの病気の有無も推測できる検査項目です。
TG(中性脂肪):体内にある脂肪の一種。体内で使われなかった脂肪は脂肪細胞や肝臓などに蓄えられ、その多くが中性脂肪です。食事や運動によって影響を受けやすく、糖質やアルコールの過剰摂取によって上昇します。
CRP:炎症や組織の破壊が起こると血中に増加するタンパク質で、炎症のマーカーとして利用されています。細菌やウイルスによる感染症、関節リウマチなどの膠原病、けがや手術のあと、心筋梗塞、 がんなどで上昇します。
UA(尿酸):尿酸値が高い場合は、高尿酸血症や痛風、腎機能の低下などが疑われます。
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